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大和葛城の地において、先人たちが残した薬草治療のさまざまな叡智をうけつぎ、700年にわたって暮らしの中で愛されつづけてきた三光丸。その伝統のクスリづくりと配置販売を知ることができ、見たり聞いたりするだけでなく、薬草の実物やクスリづくりの道具にふれたり、体験したり、五感すべてをつかっていろいろな視点から「大和のクスリ」を楽しめるような展示としている。 全体の構成は、数千年の歴史をひもとく大和生薬の世界「薬のまほろば館」、薬の発見と発展につくした人と仕事を大和の自然演出映像のなかで知る「やうじゃう座」やクスリと人の温かな絆を知る700年の歴史と技「三光丸こころの館」、そして、せせらぎの音を聞きながらいきた大和生薬を見るミニ薬草園「薬草の小径」などからなる。春夏秋冬、自然にかこまれた「癒し」のファクトリー・ミュージアムである。