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史跡宗吉瓦窯(むねよしがよう)跡は、日本最初の瓦葺きの宮殿である藤原宮(694年造営)の南面大垣(なんめんおおがき)の瓦をつくった瓦窯として知られる。本施設は、宗吉瓦窯の3つの日本一の要素を、遺跡現場で楽しく学べるガイダンス施設として整備された。 ◎宗吉瓦窯の日本一 その1)日本最大の瓦窯-17 号窯(全長13m) その2)古代日本最多の窯数-24 基 その3)藤原宮の瓦を焼いた窯としては都から最も遠い (約200km) 展示室には、藤原宮の南面大垣の一部を古代の道具と方法で再現。ガイダンス映像では、古代の瓦づくりを古代人の技術者親子(アニメキャラクター)により解説し、子どもたちにも理解しやすい内容とした。さらに屋外展示では、古代の瓦窯群の景観を復元し、遺構の保存状態が良好であった16 号窯跡を実際の遺構上にレプリカで再現。発掘現場の迫力を体感できる。